エンジン、足回りとも作業が一通り終わったので試運転を行いました。

PWKキャブに関してはセッティングデータが豊富にありますし、
変化がわかりやすいキャブなので、ベストに近いセッティングが
わかりやすいとても優秀なキャブレターです。

今回のお客様の車両は最初から K2tec のチャンバーが装着されていました。
このチャンバーは初めてですので、様子を見ながら少し濃いめからスタートしたのですが
高回転型のチャンバーということもあって、全体的に濃い目のセッティングになりました

今回はフライホイールも軽量化したので、濃い目の方がトルク感が有っていい感じです。

キャブがある程度決まれば、次はサスのセッティングです。

今回製作した WP のショックはレバー比の関係でノーマルよりかなりスプリングレートが高くなっています。

なので最初はプリロードをあまりかけない状態で走行したのですが、思ったよりよく動いてくれるのでプリロードをかけ、伸び側の減衰を強めにしました。

それでも低速のコーナーではしっかり動いてくれるし、ある程度スピードの高いコーナーでも安定していていい脚に仕上がったと思います。

逆にフロントは全く 3XV の純正のままですので、車重が重く、フロント荷重の強い姿勢ではフロントのスプリングが柔らかいかな?って感じです。

リアとのバランスを考えると、もう少し硬いスプリングの方がいいかなって思いましたが
まずこの状態で乗っていただいて、少しずつ煮詰めて行きたいと思います。

お客様にも試乗していただき、納得していただきましたので
最終確認をして納車になりました。

ただ、注文している FRP のフロントフェンダーがバックオーダーになってて
納車に間に合わなかったので、少しの間はフェンダーなしで走っていただくことになります。
すいません…。

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最初のノーマルの写真と比べていただくとかなりイメージが変わったのが
お解りいただけると思います。

ただノーマルのイメージをあまり崩さずにカスタムするのが
当店のポリシーですので、同じ長さのスイングアームを使用した
ことで違和感なく仕上がったと思います。

リアタイヤもかなりワイドになったので
後ろ姿もいい感じに迫力が出ました。

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